【実務1年の差別化戦略】自社開発ベンチャーに転職できた理由

エンジニア・IT

どうも!なしざわです!

今回は私が実務経験1年で自社開発ベンチャーに転職できた理由について紹介します!
「他の応募者との差別化が上手くできたこと」
これが理由だと考えます。

私はもともと公務員(幹部自衛官)として勤務しており、C言語を独学してソフトウェア開発会社に転職しました。

約1年ほど勤務したのち、次のような理由から自社開発企業への転職を考え始めます。
・エンドユーザーと直接やり取りをして、ソフトウェア開発に携わりたい(上流工程を含む)。
・年収アップを狙いたい。(300万前半から400万前半へ→100万アップ)

まぁ、2次請け・3次請けで勤務するエンジニアがよく考える理由です。
結果として、この2つを解消できる自社開発ベンチャーに転職することが出来ました。

しかし!
この自社開発ベンチャーでは入社後にいろいろあり、5日間で退職をします...笑

試用期間中で退職になった経緯については別の記事にまとめます。
(結論だけ言うと、エンジニアではなく営業・マーケティング担当になってしまったからです。笑えません。)

記事にしました!【すぐ辞めた】5日間でベンチャー企業を退職したエンジニアの話

結果としては大失敗をしたわけです。
しかし、「自社開発ベンチャーへの転職を考える上での戦略」としては間違っていなかったと思うので、他の応募者との差別化をするために意識したことについて紹介していきます。

他の応募者との差別化を意識した事が「内定」に繋がりました。

内定は複数もらっていたので、参考になる部分もあるはずです。

私が差別化のために意識したことは3つです!

1 C/C++による差別化
2 マネジメント志向での差別化
3 特定業界での差別化

それでは、個別に紹介しています。

スポンサーリンク

1 C/C++による差別化

私が独学を含めて1番使用していたプログラミング言語はC/C++になります。
20代で自社開発ベンチャーへの転職を考えている方々の多くは、軽量なスクリプト言語を得意としている場合が多いです。
そのため、職務経歴書の記載に「C/C++による開発経験」があるだけで興味を持って下さる採用担当者もいました。

その理由としてはこんな感じです。
・ライブラリやフレームワークに頼り切らない開発が出来そう。
・他の言語の習得も比較的早そう。
・IoT分野での開発でも後々活躍してくれそう。
・プログラミング言語である「Go」を使用したプロジェクトでも力を発揮できそう。

所詮は実務経験1年ほどなので、「即戦力」としてというよりは「伸びしろ」に期待をしてくれます。
転職において最初の関門でもある「書類選考」で、「話をきいてみたい!」と思って頂けるだけでも、他の応募者よりも優位になれたはずです。

特にIoT分野、Goでの開発に力を入れている企業では受けが良かったと感じました。

もちろん、C/C++による開発経験だけでなく、Pythonによる開発経験も評価して頂けました。逆にVBA・マクロに触れられることはほとんどありませんでした...

他の応募者との差別化という点においては、C/C++という枯れた技術の経験があったことは強みとなりました。

2 マネジメント志向での差別化

転職において、「将来どういったキャリアを歩みたいと考えているのか」は必ず聞かれます。
その時に、エンジニアとして考えられる一般的なキャリアパスは大きく2つあると考えます。

・スペシャリスト志向 → 技術を極める(設計・構築、実装、テスト)
・マネジメント志向 → 顧客折衝を含むマネージャーとしてのキャリア


何人かの面接官と話をして分かったのですが、「マネジメント志向」の応募者は少ないです。
しかしながら、企業としてはリーダー、マネージャーは不足しているため、「将来的にマネージャーとして活躍したい!」という応募者はとても魅力的に見えます。

私の場合は、かつて幹部自衛官としてマネジメントする立場にいた経験もあるので、迷わず「マネジメント志向」を選択しました。
もちろん、キャリアプランはその人次第なので、「マネジメントよりも技術を極めたい!」、「ずっとコードを書いて開発に携わりたい!」という方は無理に「マネジメント志向です。」と答える必要はないです。(自分のやりたいことが出来くなくなってしまう可能性があります。)

ただ、「どちらか迷っている」という方や「顧客折衝に興味がある」という方は、「コミュニケーション能力を活かしたマネジメント志向」を持っておくと、他の応募者との差別化は図りやすいと思います。

3 特定業界での差別化

中途採用の場合、特定業界での勤務経験があると非常に差別化できます。
私の場合は、官公庁という組織で勤務していたため、官公庁や公共事業向けのサービスを展開している企業では「業界との親和性」という点で高く評価して頂けた気がします。

特定の業界、製造業、保険業、不動産業、医療・介護といった業界へのサービスを展開する企業において、「その業界での業務知識を持っている」ということは非常に魅力的です。
なぜなら、システムやアプリケーションを開発するには、業務知識というものがとても大切だからです。

プログラミングやFWの知識は独学でも学習できますが、特定業界に対する知識や経験というのは、実際にその業界で勤務してみないと分からないことが多いです。

ですから、「自分の経験のある業界へのサービスを展開している自社開発ベンチャーへ応募する」という戦略はとても効果的です。


以上が、私が差別化するために意識した3つのことです。

他の応募者との差別化が上手くできた結果、自社開発ベンチャーから内定を頂けたと考えています。
もちろん、選考というのは様々な要素があり、時には「運」も必要でしょう。

私のように、「やったー!転職できた!」と思ったら予想外の結末になることもあるかもしれません...いや、皆さんはたぶん大丈夫です。笑
ベンチャーはピンキリですので、大失敗しないようによく見極めて下さい。


少しでも参考になれば幸いです。
読んで頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました