どうも!なしざわです!
転職で知った自分の市場価値について紹介したいと思います!
私は大学を卒業後、官公庁(3年) → 中小ソフトウェア会社(1年) → ベンチャー企業(5日間) → 大手製造メーカー(現職)というキャリアを歩んできました。
今回紹介する「自分の市場価値」については、急遽ベンチャー企業を退職することになり、大手製造メーカーへ社内SEとして転職する際の話です。
※ちなみに5日間でベンチャー企業を退職した経緯については下の記事で紹介しています。
【すぐ辞めた】5日間でベンチャー企業を退職したエンジニアの話
たいした学歴や経歴のない私ですが、転職活動では8社ほど内定を頂くことが出来ました。(あまりにも多くの企業を受け過ぎました。笑)
そして、今回紹介する「自分の市場価値」についてはその8社が提示した採用条件に基づくものとなります。
「市場価値」という言葉を使っていますが、具体的には「年収」のことです。
また、その8社について簡単に業界・職種・規模を記載しておきます。
・業界:IT、製造業、保険、社会インフラ(電力)、介護、飲食
・職種:業務改善・PMOコンサル、SE、社内SE
・規模:30~1200名(非上場~マザーズ、東証一部上場まで)
まぁ、こんな感じで結構幅広く企業を受けていました。私は職務内容は重視していましたが、業界に対しては強いこだわりは持っていませんでした。
さて、それでは「市場価値=年収」を紹介していきますが、次のような順序で話していこうと思います。
・市場価値のベースとなる手当を除いた年収
・8社を平均した手当込みで試算した年収
それでは見ていきましょう!
市場価値のベース:手当を除いた年収が320~380万円
結論として、私の市場価値は手当を除いた年収で320~380万円という結果になりました。
たいした学歴や経歴のない28歳としては非常に現実的な数字ではないでしょうか?
ここで言う「手当を除いた」とは、住宅、交通費、残業代(みなし残業含む)を除いたという意味です。
これらの手当を除いた理由は、各企業での差が激しかったためです。
企業ごとに下記のような手当の内容になっていました。
・住宅(単身手当):1万円~2万円
・交通費:すべての企業で全額支給
・残業代:残業時間に応じて支給 or みなし残業(20~45時間)
特に年収を計算する上で、不確定で差も大きかったのが残業代です。
残業時間に応じて支給 VS みなし残業
多くの企業で残業代の支払いにみなし残業(固定残業代)を採用しています。
みなし残業の詳しい説明は割愛しますが、「企業が一定時間の残業を想定し、あらかじめ月給に残業代を固定で記載し、残業時間を計算せずとも固定分の残業代を支払うという制度」のことです。
みなし残業を採用している企業において一般的に設定されている時間は、月20~45時間です。
この場合、月収に加算される金額は次の通りです。
・みなし残業20時間含む:4万5000円前後
・みなし残業45時間含む:9万円前後
みなし残業の時間によって月収がかなり変わってきますね。
ただ、45時間を設定するからには残業はそこそこ多い企業である可能性が高いですね...
8社を平均した手当込みでの年収を試算してみる
それでは、手当込みの年収を試算してみます。
まず、ベースとなる年収ですが320~380万円の平均として350万円と設定します。
そして、手当については下記の金額で加算します。(※なるべく少な目にします。)
・住宅(単身手当):1万円
・交通費:1万円
・残業代:2万円(10時間)
これらを計算すると想定年収は398万円となりました。
ベースの年収 + 手当 = 想定年収
350万 + (1万+1万+2万) × 12か月 = 398万円
というわけで、転職市場での私の市場価値は年収で考えると、398万円となりました。
ちなみに残業時間を10時間 → 45時間に変更すると一気に増えます。
350万 + (1万+1万+9万) × 12か月 = 482万円
残業代パワーは凄いですね笑
大企業ほど年収交渉は難しい!ベンチャー、中小企業のほうが高い給料を提示してくる場合も
市場価値から話が逸れてしまいますが、転職活動をした感想として、「大企業ほど年収交渉は難しかった」と感じました。
転職者が年収交渉をするとしたら、1次・2次面接または内定後となる場合が多いかと思います。
ベンチャー、中小企業は「他社と比較して年収はどうか?」とか「希望年収よりも少し高い年収で採用条件通知を出させて頂きます。」のように年収交渉に積極的になってくれる企業もありました。
しかし、大企業の場合は年齢・経験・職種・役職で自動的に決まってしまい、あまり交渉の余地はないように感じました。
※私は日系の大手だったので、外資やメガベンチャーは違うかもしれません。
最後に!転職は年収だけではない、でも大切なはず!
最後になりますが、転職の目的は年収を上げることだけではないと思います。
・休暇の多い企業がいい
・休みの日に電話のかかってこない職種がいい
・転勤のない企業がいい
・働きたい業界・職種がある
価値観は人それぞれですし、結局は「自分の価値観で生きている人」が1番幸せなのだと思います。
今回は転職者の方が気になる「市場価値」について、自分の経験を基に試算してみました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
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