【エンジニア転職】受託自社内開発という選択 | 完全未経験からの転職

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はじめまして!なしざわです!
今回は受託開発でも客先常駐ではなく自社内開発をしている企業への転職について記事にしています。

私は元公務員(幹部自衛官)で現在は官公庁向けのソフトウェアを開発する受託自社内開発企業でエンジニアとして勤務しています。

転職する前は独学でJavaとC言語を学習していました。(9ヶ月間)

この記事を見てくれている多くの方が未経験からエンジニアへの転職を考えている方ではないでしょうか?

未経験から自社開発企業への転職は難しく、受託開発あるいはSESへの転職が大半を占めます。(求人サイトで未経験者でも可となっているのは受託かSESがほとんどです。)

この受託開発というジャンルの中でも、以下の2つに細分化できます。

①受託案件を自社内で開発
②受託案件を客先で開発

私が勤めている会社は①のパターンです。
またこの①と②を両方行っている企業もあります。

今回は①の受託自社内開発に焦点を当てて話していきます。

結論として、SESや客先常駐がメインの企業に比べてオススメできるというのが私の考えです。

理由はこの4つです。
・質問できる環境を企業側が整えてくれる。
・自分の技術力を上司や先輩が常に把握している。
・勤務先が変わらないので通勤の負担にならない場所に住める。
・服装や勤務時間も自由なところが多い。


未経験からエンジニアへ転職したばかりの頃は、分からないことだらけで精神的な負担も大きいです。キャリア初期において、なるべく精神的な負担を減らして技術力アップに集中できる環境を身を置くことはとても大切です。

それではオススメできる4つの理由について見ていきましょう!

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質問できる環境を企業側が整えてくれる

客先常駐とは違い、自社内の場合は未経験者の新人が研修・開発する環境を自社で整備することが出来ます。

そのプロジェクトで使用するスキルに詳しい先輩社員を隣の席にしたり、質問や疑問を解消できるように時間を設けたり、客先では難しいことも自社内なら気にせずに行えます。

SESでも研修期間は本社で同様の環境で学べるかもしれません。しかし、研修と実務では必要なスキルレベルがかなり異なるので、いきなり各プロジェクト先でOJT(実務で経験を積む)というは非常に厳しいでしょう。

その点、自社内開発なら研修後も同様の環境で経験を積むことが出来ます。多くの場合、研修が3ヶ月、OJTで9ヶ月ほどの期間を設定している企業が多い印象です。これだけの期間があればエンジニアとしての基礎は十分に習得できます。

SESや客先案件だとどうしても学ぶ環境はそのプロジェクト先の企業に依存する形になってしまいます...

自分の技術力を上司や先輩が常に把握している

普段から社長、上司、先輩社員と同じ空間で仕事をしているので、「自分がどれくらい出来るようになったのか」、「どんなスキルを使えるのか」は常に把握しています。

そのため、レベルのかけ離れた案件にサポートなしで担当させるということもありません。(もちろん、触ったことのない環境での開発案件には関わります。)

また、成長速度には個人差があります。未経験から転職をした場合、「早くスキルを高めたい」、「この言語を使った案件に関わりたい」と考えるでしょう。その時に普段の日常会話を通じて上司に伝えることが出来る環境にいるということは大きなメリットです。

勤務先が変わらないので通勤の負担にならない場所に住める

通勤の満員電車が好きという人はたぶんいないですよね。私も嫌いです。笑
通勤と帰宅で長時間電車に乗らなければならない環境だとそれだけで疲れてしまいます。

これがもしSESや客先案件だと、働く場所を自分では選べません。3ヶ月~年単位で勤務先が変更になります。そしてその度に通勤の路線も変わりますし、出社や退社時刻もクライアント企業に従うことになります。

受託自社内開発かつ転勤のない企業であれば、通勤先は変わらないため会社の近くに住めば通勤の負担を減らすことが出来ます。

そして浮いた時間でプログラムの学習をすればさらにスキルを伸ばせます。(まぁ、この時間の使い方は個人次第です。)

テレワークでない限り通勤は毎日のようにしなければなりません。
この当たり前の負担が軽減できるメリットはかなり大きいです。

服装や勤務時間も自由なところが多い

SESや受託開発企業だと「スーツ×ネクタイ」あるいはオフィスカジュアルを採用している企業が多いです。

しかし、完全に受託自社内開発の企業の場合には私服を採用している企業もあります。私の勤務している企業も私服です。

また、勤務時間もフレックスタイム制を採用していたりとWeb系企業ほどではないにしても客先案件主体の企業に比べると自由なところが多いです。

私服かつ比較的融通の利きやすい職場を探している未経験者にとって、100%自社内開発の企業は有効な選択肢の1つだと言えます。

最後に

未経験からエンジニアに転職した直後は分からないことだらけのはずです。私も独学で勉強して転職しましたが、実務で使用しているプログラムを始めて見た時は全く分かりませんでした。笑

精神的な負担の大きいキャリア初期において、自社内の環境で開発が出来るというのは大きなメリットです。

自社開発企業への転職が難しく、受託開発あるいはSESへの転職を考えている方は参考にしてみてください。

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