どうも!なしざわです!
今回は陸上自衛隊の志望理由について書いてみたいと思います!
先日、メールで陸上自衛隊の入隊面接について質問がありました。
今回はその時の返答をもとに記事にまとめています。
なぜ、陸上自衛隊に入隊しようと思ったんですか?
この質問は絶対に聞かれます。そしてどの受験者も、自分の経験や活躍したいステージに合わせて回答をしっかりと用意しているはずです。
入隊面接において問題になるのが、この質問のあとに「なぜ?」を深堀りするためにされる次の2つの質問です。
なぜ、海上・航空自衛隊ではなく陸上自衛隊なんですか?
(災害派遣に興味のある場合)なぜ、警察・消防ではなく自衛隊なんですか?
この2つの質問にしっかりと答えることが出来れば合格したも同然です。
1つ目の「なぜ、海上・航空自衛隊ではなく陸上自衛隊なのか?」という質問については決定打になる最強の答えというのはないと思います。
今回は参考までに私が就活をしていた頃の考えを紹介します。
2つ目の「なぜ、警察・消防ではなく自衛隊なのか?」という質問については主たる任務である「国防」を志望理由の軸にしている場合は聞かれないことが多いです。(なぜなら、国防は警察・消防の任務外のため)
しかし、志望理由の軸を「災害派遣」にした場合には必ず聞かれると思います。
その際に、警察・消防と差別化できる最強の回答があります。
それは自衛隊だけが有する「自己完結能力」です。
この「自己完結能力」という観点から警察・消防ではなく陸上自衛隊なんだ、という主旨の回答が出来れば面接官も納得してくれます。
ここからはそれぞれの質問について個別にまとめていきます。
なぜ、海上・航空自衛隊ではなく陸上自衛隊なのか?
この問いに対する前提として私はこのような考えを持っていました。
前提:自衛隊の主たる任務は「国防」であるということを理解したうえで、災害派遣や防災活動を通じて社会へと貢献したい。
この前提をもとに「なぜ、陸上自衛隊が最も適しているのか?」という根拠を組み立てました。
・14万人という最大の組織力を持つこと
・各自治体に地域と密接な関係を持つ駐屯地が存在していること
・災害に対する即応態勢の基盤であること
・防災訓練においては主役であること
これらの理由から海上・航空自衛隊との差別化を図りました。
自己完結能力も海上・航空自衛隊より優れているので、この質問への回答に含めても強い理由にできます。
※あくまでも主たる任務は国防であるという前提は押さえておきましょう。
なぜ、警察・消防ではなく自衛隊なのか?
この質問へのキーワードは「自己完結能力」です。
陸上自衛隊は社会の組織的な機能を分化したような全16職種から構成されており、出来ないことはほぼありません。衣・食・住といった活動基盤を含め、医療・土木・通信・警務・会計・輸送・整備といった機能を全て陸上自衛隊で完結することができます。
大規模な災害派遣では、普段なら使えていた公共インフラは機能しません。コンビニやスーパーからは食料品がなくなります。
宿泊できそうな施設は被災者に解放されるため、宿泊場所を確保することも難しくなります。
そういった状況では、衣・食・住を自己完結できない警察・消防では長期的かつ大規模な活動をすることは難しいです。
戦場という最も過酷な状況でも作戦を遂行できるように整備させている自衛隊でしかできない活動・貢献があります。
このように「自己完結能力」をキーワードにして警察・消防との差別化を図ることが出来ます。
もともと災害派遣や防災活動を通じて社会へと貢献したいというのが理由なので志望理由の軸もブレていません。
人命救助なら消防!
治安維持なら警察!
組織力なら自衛隊!
こんな感じですかね!
以上になります。
ぜひ、一貫した志望理由を考えて面接に臨んでみてくださいね!
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