今回の記事では、libreoffice(リブレオフィス)でVBA・マクロをサーバーサイドで実行するために設定すべき項目をメモ程度にまとめておきます。
※注意点ですが、libreofficeはユーザー毎に設定情報を持っているので、マクロを実行するユーザーで起動して設定してください。(rooならrootで起動します。起動はコマンドから実行できます。)
設定すべき大項目は次の3つです。
1.全般
(1) 起動時に「今日のヒント」を表示するのチェックを外す。
(2) LibreOfficeの改善を手伝うのチェックを外す。
(3) LibreOfficeクイック起動のチェックを外す。
2.セキュリティ→マイクロセキュリティを「低」にする。
3.オンライン更新→「自動的に更新を確認」のチェックを外す。
個別にみていきます。
1.全般
設定はツールバーの「ツール」→「オプション」から設定していきます。
(1) 起動時に「今日のヒント」を表示するのチェックを外す。
→これを設定しておかないと毎日起動するたびにメッセージボックスが表示されてしまい、マクロを自動的に実行できません。
(2) LibreOfficeの改善を手伝うのチェックを外す。
→不要なのでチェックを外します。
(3) LibreOfficeクイック起動のチェックを外す。
→もし、libreofficeをプロセスとして常駐させるならこの設定はチェックしたままで大丈夫です。(クイック起動のほうが起き上がるのはかなり早いです。でも、そこそこのメモリを占有します。)
設定するとこんな感じの画面になります。
2.セキュリティ→マイクロセキュリティを「低」にする。
マクロが組み込んであるodsファイルを開こうとした際に、このセキュリティを「低」にしておかないと警告のメッセージボックスが出てしまいます。
正確には、「中」以上でもマクロは実行できますが、パスの設定や署名が必要になります。
「セキュリティ」→「マクロセキュリティ」を選択
低(推奨しません。)を選択します。
3.オンライン更新→「自動的に更新を確認」のチェックを外す。
勝手に自動更新されてはたまらないので、チェックを外します。
「オンライン更新」→「オンライン更新オプション」→「自動的に更新を確認」のチェックを外します。
設定は以上です。参考になれば幸いです。
コメント