公務員を辞めた後悔はある?「もっと早く辞めればよかった」という後悔だけ

自衛隊

「公務員を退職して後悔してないの?」

私はもともと国家公務員の幹部自衛官として陸上自衛隊で勤務していました。3年8ヶ月です。

現在は退職して都内のソフトウェア会社でエンジニアとして勤務しています。

退職後、大学時代の友人らと会った時には必ずと言っていいほど、「転職したけど後悔はしてないのか」というような趣旨の質問を受けます。笑

結論、現在のところ全く後悔はしていません!
後悔しているのは、「なぜもっと早く退職しなかったのか」ということです。

【石の上にも三年】ということわざがあります。

新入社員に対して「とりあえず3年間は今の仕事を続けたほうがいい」という文脈で使用されることが多いです。

しかし!実際に転職してみて思うのは、「転職をしようと決断したならなるべく早いほうがいい」ということです。

私は「転職しよう」と思ってから1年以上続けていました。
もちろん、転職を見据えて準備はしていましたが...

そこで今回は「なぜ3年を待たずに早く転職したほうがいい」と思うのか、その理由についてまとめてみたいと思います。

ちなみに私が転職した理由は下の記事にまとめてあります。

【脱公務員】幹部自衛官を退職した理由 | 公務員を辞めて転職を見る

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企業で必要とされる知識・スキルが身につかない

私は幹部自衛官という公務員でも特殊な部類でしたが、企業で活用できる知識やスキルはたいして身につかなかったのが現実です。

職務経歴書に記載できるスキルと呼べるものは、Word、Excel、PowerPointといったMicrosoft officeに関するものくらいです。

そして、そのどれもがレベルの高いものではありません。なぜなら、文書規則やフォーマットがある程度決まっている資料を作成するのに、それほど高度なスキルは必要なかったからです。

データを集計するのもExcelの簡単な関数を使えれば十分です。マクロやVBAを使うような仕事もありませんでした。

3年経っても民間企業なら新人研修レベル

環境は大切です。

高いレベルやクオリティを求められない環境ではなかなかスキルは育ちません。

せっかく自分で勉強しても仕事として活用できる機会がないとすぐに廃れてしまいます。

「3ヶ月間集中して勉強したら、そのスキルで10年間くらいは仕事が出来そう」
そんな感じでした。笑

逆にこういう意見もあるかもしれません。

社会人になったんだから、勉強とかスキルを高めたりなんて大変だからやりたくないよ...
同じスキルで事務的にこなせるルーティンワークが1番いいよ

こういう方は絶対に公務員から転職しないほうがいいと思います。

仕事に関する考え方は人それぞれですし、その人が幸せならそれが1番です。

もっとも成長できる3年間を消費する必要はない

企業で活用できるような専門知識やスキルが身につかない環境に3年間もいるのは時間がもったいないです。

もっとも公務員でもいろいろな業種があるので、「何らかの専門分野を学習し、スキルの高められる分野にいる公務員」なら転職時期を遅らせるのもアリだと思います。

多くの企業では給料が安定するのに2~3年かかる

公務員からの転職を考えた場合に、公務員時代の年収から一時的に下がってしまう場合もあると思います。

どうしても公務員から転職した初年度の年収は低くなりがちです。

ずば抜けて優秀で、高い専門知識とスキルを持っている公務員の方なら別かもしれませんがそんな公務員の方はほとんどいないと思います。

ただ、企業の場合は入社して2~3年目の給料の上がり幅が公務員に比べると大きいです。(※もちろん企業によりますが。)

なるべく早めに転職したほうが、年収の観点からも転職しやすいと言えます。

辞める組織と仕事に対してモチベーションを高められるか

「辞めて転職しよう」と決めている組織と仕事へのモチベーションを高めるのはかなり難しいと思います。

なぜなら、その人にとっては「次の業種・業界で役立つような知識やスキルを獲得して、自分の望む企業に転職すること」が最も大切だからです。

仕事はなるべく省力で効率よくこなし、最低限のクオリティで仕上げる。

空いた時間は転職に向けて行動する。

こんなサイクルになりがちです。

私も1年間ほど転職を考えながら業務をこなし、帰宅してから勉強していましたが、あの時間はもったいなかったと感じています。

私の場合は転職や引っ越しの資金を貯める期間でもありましたが、資金に余裕がある方ならモチベーションの上がらない業務をだらだらとこなす期間は絶対にもったいないと思います。

もう1年早く転職していれば、その分だけ早く成長できていたでしょう。

早く辞めたことは転職でそれほど影響しない、むしろ知識・スキルがないなら第二新卒は若いほうが有利

転職活動をして思いましたが、「公務員という仕事をどれだけ続けたのか」ということはあまり重要ではありません。

やはり重要なのは、「なぜ退職して、その会社に転職したいのか」という理由です。

その理由が明確で筋の通ったものであれば、「在職した期間が3年未満かどうか」なんてどうでもいいのです。

ポテンシャル採用には「若さ」も含まれている

スキルも知識もない公務員の転職者を採用するのは、その人のポテンシャルに期待しているからです。

そして当然、そのポテンシャルには「若さ」も含まれています。

第二新卒の募集条件としては「満28歳以下」を条件にしている企業が多いです。

その業種・業界で十分に仕事をこなせるようになるには、3年くらいはかかるでしょう。

28歳以下であれば、30歳までには1人前に成長してくれていることを期待しています。

ただ、「満28歳以下」というのはギリギリのラインです。年齢が高くなればなるほど、採用する側の目も厳しくなりがちです。

もし、能力・性格・経歴で差がつけられない2人の人間がいたら、おそらくより若い第二新卒を採用するでしょう。

私は26歳で転職しましたが、プログラマやエンジニアとして転職したい人はなるべく若いほうが絶対にいいです!

最後に

他の方のブログなどを見てみると、「公務員を辞めて後悔した」という方も少なからず存在しているようです。

私自身もまだ転職してそれほど時間は経っていません。もしかしたら、10年後、20年後に後悔しているのかもしれません。

ただ、民間企業のいいところは公務員と比較して、「仕事の内容やポジション、働く場所や働き方を選択できる余地が大きいところ」だと感じています。

10年後、20年後に「後悔などあろうはずがない」って言えるように頑張りたいと思います。笑

読んで頂きありがとうございました!

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