【S指定】特殊作戦群の候補者に? │ 防大・一般大の幹部

自衛隊

今回の記事は自衛隊に存在する特殊作戦群(通称:S)についてです。

特に、防大・一般大を卒業したB・U幹部から特殊作戦群の候補者になるまでのおおまかな流れを説明します。

特殊作戦群については、様々な事が公表されていません。今回の記事でも選抜試験である「セレクション」の内容については記述しません。

幹部候補生学校の職種発表の際に、「特殊作戦群候補者要員」というものが選抜されますが、これを通称「S指定」といいます。

そのあたりのざっくりした概要をみていきましょう!

特殊作戦群ついては、Wikipediaが十分によくまとまっていると思うので参考にして下さい!

特殊作戦群の概要をWikipediaで見る

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特殊作戦群との最初の出会い

特殊作戦群という部隊と最初に接触する機会は、幹部候補生学校で行われる「各職種の説明会」です。

この説明会では、陸上自衛隊の全15職種の先輩幹部が来て「自分たちの職種のぶっちゃけた話」を現役の候補生にしてくれます。

また、職種とは異なりますが、第1空挺団と特殊作戦群もこの説明会に来ています。

謎が多い組織ですが、普通に説明会をしています。笑

特殊作戦群がこの説明会を実施する目的は、特殊作戦群への入隊の希望調査をするためです。

入隊の希望調査

この説明会に参加すると入隊希望調査用紙が配られ、入隊を希望する人は「入隊を熱望する」「命令があれば入隊する」にチェックをつけて提出します。

そもそも入隊を全く希望していない人や、特殊作戦群にはあまり興味のない人は説明会に行かなくて大丈夫です。

私は特殊作戦群の説明会には参加しませんでしたね。後方職種が希望でしたし。笑

入隊希望者から選抜され検査と面談を受ける

後日、入隊希望者の中から選ばれた人は「筆記による検査」「面談」をします。

選抜要件は分かりません。しかし、この段階では結構な人数が検査を受けていました。

また、希望していないのに検査を受けさせられていた人もいませんでした。

S指定になるための検査はこれのみです。

実は訓練間もチェックされている!?

S指定の候補者を選抜するために、「その人物がどんな人間なのか」、「特殊作戦群の要員として適性があるのか」ということを密かにチェックされているらしいです。

ですから、同期の中には「自分の行動がS指定の選抜で見られている」と意識していた人もいました。

S指定の発表

S指定の発表は、年明けの1月に行われる職種発表と同時に発表されます。

職種については、特殊作戦群は諸職種混成の部隊なので様々です。

を挙げれば、普通科・施設科・情報科・需品科・野戦特科・輸送科といった職種でした。
 
ちなみに職種発表については下の記事に書いてあります。
【卒業】OCSの全て(正月~卒業)| 職種発表、沖縄研修、そして卒業パレードを見る

S指定に選抜された同期の特徴をまとめていきます。

空挺適性検査は合格

入隊時に空挺適性検査を受けます。S指定の人たちはみんなこの適性検査に合格している人達でした。

この適性検査自体は難しいものではありませんが、ヘルニアや裸眼視力で不合格になる人もいます。

マルチに優秀だった

S指定された同期はみんな優秀な同期でしたね。

なんというか、あまり欠点が見つからないタイプです。ある程度何でも器用にこなすことが出来るタイプでした。

かと言って、「全てにおいてずば抜けて優秀だった」というわけでもないです。
それぞれの能力の平均値が高いタイプです。

体力は平均以上だった

体力検定の結果もみんな平均以上でした。ただ、トップの3%以内じゃないといけないとか、そういう要件はなさそうです。

ただ平均以下の体力で選抜されている人もいなかったと思います。

性格は感情的にならないタイプ

私の感覚ですが、S指定の幹部を見ていると「あまり感情的にならないタイプ」の人が多かった気がします。

もちろん、普通に笑ったりはします。笑

ただ、イラついたり、キレたり、他人を怒鳴って指導するような感情に任せる人達ではなかったです。

いい意味で、落ち着いて冷静なタイプでしたね。

S指定のその後

S指定を受けると、卒業して約3年後に選抜試験である「セレクション」を受けます。

このセレクションの内容は公表されていませんが、自衛隊の頂点を見ることが出来るらしいです。

体力的・精神的にかなり厳しい選抜試験であることは想像できます。

この選抜試験を見事に突破すると、約1年間の選考を兼ねた教育に入ります。本当に特殊作戦群でやっていけるのか、1年という時間を使って見極めます。

その1年間を乗り越えてはじめて、正式に特殊作戦群への配属が決まります。

ちなみに、S指定のほとんどはこのセレクションと1年間で脱落します。

正式に特殊作戦群に入隊できるのはホントに限られた人だけなんですね...

最後に

特殊作戦群については、以前よりもよく知られるようになったと感じます。
 
特殊作戦群については、少数精鋭でそれぞれの専門分野のエキスパートのはずです。入隊する道はいろいろあるはずですが、そのどれもがはっきりとした基準や選抜要件は分からないままです。

自衛隊の頂点を見てみたい人は「入隊を熱望」にしてみてもいいかもしれません。

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