【体験談】ICLって実際どう? | レーシックではなくICLにした理由

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この記事ではICL手術を受けた理由とその感想を体験談として紹介しています!

私がICLを受けたのは2017年3月25日です。2年6ヶ月前ですね!

手術してもらったのは、神戸神奈川アイクリニック新宿院です。(現在は 医療法人先進会先進会眼科 東京・大阪 に名前が変更されているようです。)

「レーシックとICLどっちにしようか迷っている」
「ICLを身近でしたことのある人がいないから感想がしりたい」
「後遺症とかあるのかな?」

こんな疑問を解決する参考になればうれしいですね!

ではいってみましょう!

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私がICL( Implantable Contact Lens )を選んだ理由

私はもともと極度の近視でした!視力で言うと、0.1以下です。

視力検査の1番大きな「C」が全く見えないレベルです。

当時、23歳で自衛隊で幹部として働いていたため、裸眼視力が極端に低いことで苦労していました。結局、メガネって邪魔なんですよね!

外してお風呂に入ると何も見えないし、マスクつけると曇っちゃうし...

1dayのコンタクトレンズ代も結構高いんですよね・・・

「いつか手術をしたい」と思って調べていると、ICLという視力矯正手術があることを知りました。

調べた結果として、ICLのメリットとデメリットを挙げておきます。

ICLのメリット

 ICLのメリットはこんな感じです!

角膜を削らない手術
→極度の近視にも対応している。ハローグレアというレーシックでよくある症状になりにくい。ドライアイにもほぼならない。
乱視にも対応(レンズで調整できる)
万が一の時はレンズを取り出すことができる
→手術前の状態に戻せる。

ICLのデメリット

 ICLのデメリットはこんな感じです!

費用が高い!約65万円
→レーシックは20万~35万(半額)
レンズを直接入れるため、格闘技やサッカーのような頭や目に直接衝撃が加わるハードスポーツには向いてない。

当初はレーシックを希望した

初めて先進会眼科東京院に行ったときは、レーシックを希望して適応検査を受けに行きました。

レーシックを希望していたのはICLの費用が高かったこと、周りにICL経験者が1人もいなかったことがい理由です。

ただ、ICLも気になっていたため適応検査は、どちらでも対応できるようにしてもらいました。

適応検査でICLを勧められる

適応検査でICLを勧められました。理由は0.03という極度の近視であったことと、角膜が比較的薄かったためです。

レーシックで手術するとなると、許容範囲のギリギリまで角膜を削る必要がありました。

そうすると、ハローグレアやドライアイといった視覚障害を引き起こす可能性が高くなってしまいます。かといって、削る量を少なくすると1.0以上の視力矯正は望めませんでした。

その結果、ICLを勧められました。この段階でのネックは費用の問題だけでした。

一生の手術 | 費用を惜しまずICLを選択

あまり悩まずにICLを選択しました!理由は、デメリットが費用だけだったからです。

この段階で手術のおおよその金額を提示してもらいました。

レーシック →約30万円
●ICL     →約65万円


費用は2倍以上でしたが、視覚障害のリスクがより低いICLに決定しました!

約65万円という金額を払ってでも、メガネから決別したかったのです。笑

レンズを決定するため再検査

後日、眼内に入れるレンズを決定するため再び 先進会眼科東京院を訪れました!

決定するのは主にレンズの度数です。乱視等が入っている方はそちらの調整もします。(その分レンズ費用が高くなります。)

私が入れたレンズは左右ともに「-6.00」というレンズで、中央に小さい穴が開いているものです。( 「hole付きICL」というもです。)

次に訪れる日は、手術の当日となります!

手術の当日

手術当日です!「帰るときにはメガネをかけてないんだな」という期待と「もし失敗して視覚障害になったらどうしよう」って不安が入り混じりながら新宿駅を降りました。笑

受付~退院までの総時間は約3時間ほどでした!聞いていた通り、かなりの短時間で手術は終わります。

手術前の検査→ 目薬による麻酔 →ICL手術 →1~2時間ほど術後室で待機 →診察 →退院という流れです。

しんどかった手術の2分間

手術室に入ってから出てくるまでは15分~20分くらいです。

そして、実際に目にレンズ入れる時間は2分間くらいだったと思います。

もう眩しすぎてこの2分間がメチャメチャしんどかったです。笑

点眼麻酔をすると、瞳孔が強制的に開くんですよね。そのままの状態で手術台の強い光を直視しないといけません。

正直、発狂するかと思いました。笑

こんな拷問されたらすぐに白状しますね、私は。

手術直後はぼやけて全然見えない

手術直後は麻酔の影響もあり、ぼやけて全然見えません。鏡があったので見てみると、目が真っ赤に充血して血の涙が少し流れました。笑

1時間ほど安静にしていると少し見えるようになってきます。しかし、まだすっきりとは全然見えないです。

かなり不安になりましたね。

世界が変わるのは翌朝

翌日に術後の検査があったので、立川のホテルに宿泊しました。退院する時は、保護用のメガネをかけて帰ります。

その日はシャワ―は浴びれますが顔は洗えません。目に水や汚れが入らないようにするためです。

そして翌朝起きてみると世界が変わってました。笑

見えます!メガネをつけてないのに!いや、メガネ以上にクリアに見えてる気がします。この時は感動しましたね!

裸眼視力は両目とも0.03→1.5に!

術後の検査で視力検査をしたところ、1.5に矯正されていました!

メガネで1.2、コンタクトで1.5だったのでコンタクトと同じレベルまで見えるようになりましたね!

この時点で、痛みは違和感はもうほとんどありませんでした。

術後の1ヶ月

術後の約1週間は保護メガネをかけて生活する必要があります。

メガネと完全に決別できるまで1週間はかかりますね。

また、1ヶ月間は目薬を朝・昼・夜で1日3回、2種類のもとをする必要があります。けっこうめんどくさく、忘れがちになりますがしっかり注しておきましょう。

ICLで1番怖いのは感染症なので!

術後の2年間 | 視力は? 視覚障害は?

現在、手術から2年以上を経過していますが、視力は1.2~1.5で安定しています。

ハローグレアドライアイといった手術の後遺症や視覚障害も起こってません。

2年も経過すると、「自分はもともと目が悪かった」ことすら忘れてしまいそうです。

それくらい視力を意識して生活することがなくなります。見えることが当たり前になってしまうので。笑

最後に

私はICL手術をして本当に良かったと思っています!

「レーシックをした自分」と比較はできませんが、今のところ何も不自由がないことを考えるとICLを選んでよかったと感じます。

レーシック経験者はたくさんいますが、ICL経験者は少ないと思います。私のこの記事が参考になってくれればうれしいです!

強度の近視・遠視、乱視がある、角膜が薄くてレーシックに不向きな方は選択肢としてICLを考えてみてもいいかもしれまん。

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