【体験談】既往歴と採用試験 | 自衛隊と警察

自衛隊

この記事では、採用試験における既往歴についてお話します。

「既往歴があると採用されないの?」
「どのレベルの怪我ならいいの?」
「手術痕ってどれくらいならバレる?」
「隠して入隊したらどうなるの?」


こんな疑問を持ってる方も多いと思います。私もそうでした。

私が入隊したのは自衛隊(一般幹部候補生)でしたが、警察も受験しました。

警察、自衛隊の順番で紹介していきますね!

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自分の既往歴

私が大学生で受験した時の既往歴は以下のようなものでした!

怪我・病気内 容
鼠径ヘルニア高校3年生の時、左下腹部に5cmの傷痕アリ
左膝膝蓋骨骨折
左膝十字靭帯損傷
半月板一部切除
大学1年生の時、バイク事故により負傷
2回手術をしたため、薄く手術痕が残っている

鼠径ヘルニアは問題ないと思いましたが、左膝は重症ですね。笑

でも、運動もランニングも普通にこなせました。総合格闘技のジムにも通ってたくらいですから。

「膝が原因で採用されないかなぁ」
「でも痛みがあるわけじゃないし、別に申告しなくてもいいんじゃないか」


正直に既往歴を全て記入するか、「既往歴なし」と書いてしまうか、かなり悩みました。笑

私の決断

悩んだ結果、既往歴なしで自衛隊・警察ともに受けました!

膝の怪我があると採用されないという噂のほうが多かったからです。

「なんで完治してるのにダメなんだろ...もういいや(´▽`)」って考えてました。

1 警察の採用試験

私は警視庁と神奈川県警を受験していました。1次の筆記試験は両方受かりました。
 
警視庁は他の就活の日程と被ったため、1次で辞退をして神奈川県警のみ2次試験を受験しました。

体格検査にてバレる

結論を先に書くと、体格検査でバレました。

その理由は「体格検査のチェックが想像していたよりもずっと厳しかったから」です。

検査をする場所は体育館です。服装はパンツ1枚です。しかも、ケツのところまで捲り上げます。笑

刺青のチェックをするためだとは思いますが、本当に噂どおりでした。

そして全員の準備ができると、

試験官:「全員目を閉じて!これからひとりひとり点検します。」

このような状態で点検は進んでいき、とうとう私の番まできました。

目を閉じてますが分かります。めっちゃ近くで見てます。笑

もう鼻息が聞こえるレベルです。

なんかこそこそ話してるな。これバレたんじゃね?

試験官:「左膝のところに手術痕みたいなのあるけど、これは怪我?」

ここからは正直に話しました!

「職務上支障のある既往歴を申告するものだと勘違いしてました。」とか、舐めた言い訳をしながら。

体育館の隅に強制連行され、怪我の時期や状況などいろいろ聞かれました。

結果は不合格!!

その後の人物試験と身体検査は受けることが出来ました。そして、合格通知が送られてくるとそこには「不合格」と書いてありました。

採用試験なので、理由は分かりません。ただ、1次の筆記試験ではおそらく上位の成績をとっているはずです。(模試は警視庁で3位とかでしたから。)

人物試験の可能性もありますが、やはり「既往歴」が影響した気がしますね。(申告してなかったことが問題かも。笑

警察の体格検査は厳しい!

警察の体格検査は厳しいです!手術痕を隠して受けることは出来ないでしょう。

「申告しないで受験しようかな・・・」って考えてる人は辞めたほうがいいです。私みたいになります。

2 自衛隊の採用試験

私が受験したのは、予備自衛官補採用試験一般幹部候補生の採用試験です。

身体検査の内容はどちらもほぼ同じ内容でした。

こちらも既往歴なしと申告しました!

はじまった身体検査

こちらも服装はパンツ1枚です!しかし、警察のようにケツまで捲り上げられるという羞恥プレイを受けることはありませんでした。

目も閉じる必要はなく、主にチェックしてるのは「四肢・関節がしっかりと動かせるか」ということでした。

横一列になってラジオ体操みたいなのをやります。なかには関節が硬くて大変そうな人もいましたが、そこは考慮してくれてました。笑

私もまるで何もないかのような涼しい顔で突破します(´▽`)

検査項目は自衛隊のほうが多い

身体検査としての項目は自衛隊のほうが多く細かいです。健康な人なら大丈夫ですが、たまに落とされてしまう項目が「色覚」です!

色覚異常の人は男性で約20人に1人女性で約500人の1人くらいの割合です。検査もなく、自覚することもほとんどないため、この自衛隊の採用試験ではじめて知る人もいるそうです。

実際、色覚検査であまり判別できていない人がいました。軽度の色弱までは入隊できますが、それ以上だと身体検査の要件を満たせず不合格になってしまいます。

その他の項目は大丈夫だと思いますが、肺活量の検査をする時は「ゆっくり長く吐く」ようにしましょう。そのほうが伸びます。

結果は合格!!

結果はどちらも合格でした!そうですよね、だって「既往歴なし」なんですから。笑

ここからは、既往歴が採用や入隊後に影響することについて解説しようと思います。

レーシックやICL手術は問題ないの?

レーシックは全く問題ありません!採用で不利になることはありませんし、入隊後もありません。

むしろ、裸眼視力として扱われるので空挺適性検査などを受ける際には「適」になりやすくなります。

演習ではコンタクトレンズをつけて活動しつづけるのは難しいので、その点でもメリットをなります。

ICLに関しては採用時は控えたほうがいいと思います。理由は、自衛隊では格闘などの頭部に衝撃が加わる課目があるからです。

私自身がICL手術を入隊後にしています。実際は訓練するうえで問題になることはないですが、採用試験では不利な条件になってしまうかもしれません。

もしICLを考えているなら合格~入校前の時期にしたほうが賢明です。

ICL手術をしましたが、レーシックで問題となるハローグレアも一切起こりません。
2年半経過しますが、今のところは順調です。

ちなみにICL手術を受けた際の体験談です。興味のある方は是非!

絶対に申告しなければならないもの

入隊して分かりましたが、絶対に申告しなければならないものもあります。

それは常備薬を必要とする疾患がある場合です。

自衛隊では演習や災害派遣等で長期間外で活動することがあります。そんな時は常に薬を手に入れられる環境ではないかもしれません。

加えて入隊後にその疾患が発覚すると最悪退職になる場合もあります。災害派遣等の際には身体検査がありますが、そこで引っかかってしまい、「自衛官として使い物にならない」からです。

常備薬を必要とする疾患がある場合は必ず申告しましょう!

関節、特に膝と腰に持病がある場合も避けたほうが賢明

自衛隊では、フル装備に小銃を携行して活動する機会が多いです。

背のうを背負えば、総重量は30~40キロほどにもなります。

その状態で行動するので、膝や腰が悪い人は入隊を避けたほうが賢明だと思います。一生ひきずる怪我になりかねません。

私は膝を怪我してましたが、しっかりと完治しているなら問題ないと思います!

この記事のまとめ

●警察の体格検査は厳しい!小さな手術痕でもバレます。
●自衛隊の身体検査では、四肢・関節の運動がメイン!
→ひとりひとり舐め回すようには見られない。
●レーシックは問題なし!
●常備薬を必要とする疾患はNG!絶対に申告しよう!

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